ドル建て利回りは4%台…どの程度の為替レートなら元本割れか、損益分岐点は必ずチェックを
米国債の利回りが上昇している。10年物米国債の利回りは3月に3.9%まで下落したが、その後は上昇が続き、現在は4.5%程度だ。
米国債は「世界で最も安全な資産」といわれ、多くの投資家に利用されている。しかし、ロイターの記事によると、最近の物価上昇や財政悪化によって投資家の米国債離れが進み、代わりに米国の最優良企業の社債に資金が殺到しているという。
国内のネット証券でも米国の社債は購入できる。どの程度の利回りが得られるのか。SBI証券でチェックしてみると、アップル(格付けAA+)、エクソンモービル(同AA-)、エヌビディア(同AA)など、日本でもおなじみかつ高格付けの社債が並んでいる。
社債は企業が資金調達のために発行する債券で、発行元の企業が破綻すれば利子支払いや元本の償還(返済)が滞る可能性がある。そのため、格付けの高い債券を選ぶのが重要となる。米国債の格付けは現在AA+だから、前述の企業の社債は米国債と同程度の信用度があるといえる。その上で利回りは社債の方が上回っている。
現在、満期まで2年程度の米国債を買う場合、利回りは3.9~4.0%程度だ。それに対し、同程度の期間の社債の場合、4.2%程度の利回りが得られる。


















