今いくよさんのお宅には“つけまつげ”が30種類近くも リポーターが「集めてはるんですか?」と聞くと…
今いくよさん
1985年から、いくよさん(写真右)が胃がんで入院される2014年まで、漫才台本のほとんど全てを書かせていただきました。
まだ、「なんば花月」があった40年前、打ち合わせにちょっと早く楽屋に伺ったところ、なんと! いくよさんがメーク前の“スッピン”でいらしたことが一度だけありました。
“見てはいけないものを見てしまった”と一瞬思い、鏡越しに「すいません、早すぎました!」とドアを閉めようとすると、「かめへん、かめへん、入ってください。エライとこ見られてしもたわ。ごめんやで(メークの)完成前で。ゆうべも遅うて、ナンボにも起きられへんかったんよ。タクシーの運転手さんに見られたいかんから、サングラスして来たがな~」。
隣でくるよさんが「まんはん(本名の正子さんに由来)の素顔見た男性て、センセ(先生)が初めてちゃう?」「なんでやねんな! 何人もいたはるがな!」「見え張りなて!」と即興の漫才が始まります。
いくよさんを見ないよう、目を伏せていると、くるよさんが「これから粗塗り、上塗り、化粧塗り、仕上げで2時間はかかるから、よう見といてください。めったに見られへんねから~」と言い、「壁やないねんから、そないかかるかいな!」という軽妙なかけあいが続く中、鏡越しの見学になりました。


















