社会教育はどうすればいい? 中学生の時に衝撃を受けた映画「地の群れ」
学校の社会教育が議論されています。
まだまだ狭い狭い洞窟の中から外界へ抜け出そうとしている中学生、高校生が社会を知るのは大切です。初めて知る出来事に対してどう感じるか、その後の人生に大きな影響を与えます。
私はたまたま医者になりましたが、中学の時に見た「地の群れ」(1970年ATG)は衝撃的で、大いに影響を受けました。
「この世界にはこんな状況で暮らしている人がいるんだ!」
大阪の万国博覧会の後、テレビでは「アテンションプリーズ」が大ヒットしていました。紀比呂子さんがフライトアテンダント役で大人気! 「地の群れ」は、その時期に製作、公開されたやはり紀比呂子さん主演の映画です。当時通っていた中学の「映画観賞会」で見ました。
中学生の私はこの映画の情報の多さ、そして重さに圧倒されました。物語の舞台は戦後の佐世保の町です。悲しい歴史を背負ったいろいろな人たちが、それぞれコミュニティーをつくって暮らしています。長崎の原子爆弾で被爆して後遺症を負った人たち、古くから人々にさげすまれた地域で育ってきた人たち、朝鮮半島からの徴用工、左翼運動活動家、それらの人々にかかわる医師が登場します。


















