興収予測も低調 三谷幸喜「ギャラクシー街道」が不評なワケ

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 期待外れはすでに数字にもあらわれている。公開初日(24日)と翌25日、オープニング週末2日間の興行収入は2億7000万円。これでもランキングで初登場1位だが、「三谷ブランド」が広く知れ渡るきっかけとなった06年公開の「THE有頂天ホテル」(興収60億円)をはじめ、08年「ザ・マジックアワー」(39・2億円)、11年「ステキな金縛り」(42・8億円)、そして一昨年の「清須会議」(29・6億円)と比べると「動員数は『清須会議』の5割程度という厳しい出だし。最終的に15億円に届くかどうか」(映画関係者)という。

「カネ返せ」「我慢比べ」といった酷評の嵐が吹き荒れる「ギャラクシー街道」。三谷センセイの頭の中は来年のNHK大河「真田丸」でいっぱいだったのかもしれない。

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