ドラマ2本が高評価…二宮和也が“利き腕”で見せた芸達者

公開日: 更新日:

「32歳にして学生服を着こなす俳優はそうはいません。20代の若者を演じても違和感がない見た目や体形は武器ですが、それ以上に演技を演技と感じさせない自然体な雰囲気を持ち合わせている不思議なタイプ。何でもかんでもオレ色に染めてしまうキムタクとは異なる。共演者らと融合しながら作品を作り上げるアメーバのような役者さんです」

■役によって“利き腕”を使い分ける

 そんな芸達者のニノは本来はサウスポーだが、必要に応じて利き腕もチェンジ。今回の2作品では物語のキモとなる食事のシーンが複数あるが、「赤めだか」は左利き、「坊っちゃん」は右利きと使い分けて食事する姿を披露している。

「二宮が演じた談春は右利きですが、男性の落語家はたとえ左利きでも、高座の時は右前の懐から扇子をスムーズに取り出すために右利きの訓練をします。彼も落語のシーンは右利きでしたが、談志の作ったカレーを頬張ったり、辞めた兄弟子を焼き肉でねぎらうシーンは下手(画面向かって左側)に自分がいたため、カメラワークを考慮して見栄えが良くなるよう左利きで食べた可能性はありますね」(芸能関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

  2. 2
    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

  3. 3
    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

  4. 4
    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

  5. 5
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  1. 6
    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

  2. 7
    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

  3. 8
    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

  4. 9
    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

  5. 10
    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終