著者のコラム一覧
中村竜太郎ジャーナリスト

1964年生まれ。大学卒業後、会社員を経て、95年から週刊文春で勤務。政治から芸能まで幅広いニュースを担当し、「NHKプロデューサー巨額横領事件」(04年)、「シャブ&ASKA」(14年)など数々のスクープを飛ばす。「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」では歴代最多、3度の大賞を受賞。2014年末に独立し、現在は月刊文藝春秋などで執筆中。フジテレビ「みんなのニュース」のレギュラーコメンテーター。

<第4回>「夕立のざっと降る程浮名は立てど ただの一度もぬれやせぬ」ってね。俺の唄だからね

公開日: 更新日:
勝新太郎(C)日刊ゲンダイ

「そうそう、これが勝さんからいただいた手紙です。ぜひ読んでみてください」

 新関さんがテーブルに置いたのは、白い封筒と勢いのある筆致で書かれた27枚の便箋。新関様と大きく宛名だけが書いてあり、裏には一筆、平成三年六月二十一日とある。当時、勝さんはハワイ麻薬事件で拘留中の身。… 

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