緊迫する撮影現場を和ませた 神田正輝の“自虐ヅラトーク”

公開日: 更新日:

「こんなにあたふたする現場はめったにない。最初から最後までシッチャカメッチャカでした」(NHK関係者)

 31日に最終回を迎える連続ドラマ「クロスロード」(NHK・BSプレミアム、木曜21時)のこと。石原プロモーションの二枚看板、舘ひろし(65)と神田正輝(65)のダブル主演が話題になった。25年前に起こった事件をめぐり、舘演じる担当刑事と神田演じる新聞記者がふたたび対峙するオリジナルの脚本で、

「最近の刑事ドラマは主人公の特殊な能力で事件を解決させるといった奇抜な設定が多い中で、『クロスロード』はいい意味で昭和の時代を感じさせる男くさい作品。ドンパチなしの石原軍団ドラマで、事件の本質を描くために犯行心理に迫ったり、主人公の家族模様、BGMの使い方ひとつとっても哀愁を感じさせます」(放送ライターの堀江南氏)。

 しかし、中身はともかく「ベテランの脚本家を軸に複数態勢にしたのですが、撮影前日になってもキャストに台本が届かないような状況が続いた」(前出のNHK関係者)と撮影現場はてんやわんやだったようだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾