異国ストレスで散財 レスラー真壁刀義のギャラ前借り時代

公開日: 更新日:

 でも、試合が終わってから始めてトレーニングが始まる翌日の朝には乾燥まで終わってなきゃいけないから、ヘロヘロになりながら夜中にやってたね。コインランドリーで眠気に耐えられず、閉店時間で起こされたり、翌朝まで居眠りしちまったこともしょっちゅう。

 長州力、藤波辰爾、獣神サンダー・ライガーとか派閥に関係なく洗濯してた。当時、僕は長州さんの付き人で、ある日、長州さんに「パンツがねえぞ」と言われ、「一緒に洗濯してる先輩の洗濯ものに入ってました」とパンツを渡したら、「おい、おまえは俺だけの洗濯やってりゃいいんだぞ!」と。それで他のレスラーを一喝。「真壁は俺の付き人だ、洗濯させるんじゃねーよ!」と。みんな、シーン……としていなくなっちゃって。

 長州さんは他の先輩の無理な注文(大量の洗濯)から僕を守ろうとしてくれたけど、僕は洗濯代をもらえるから大勢の洗濯したいんですよ! ただ、ほとぼりが冷めると、また先輩が洗濯ものを持ってくる(笑い)。他に若手がいなかったから、洗濯で数百万円稼ぎましたよ。

■異国暮らしのストレスで食いまくった

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  3. 3

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  4. 4

    “最強の新弟子”旭富士に歴代最速スピード出世の期待…「関取までは無敗で行ける」の見立てまで

  5. 5

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  1. 6

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  2. 7

    物価高放置のバラマキ経済対策に「消費不況の恐れ」と専門家警鐘…「高すぎてコメ買えない」が暗示するもの

  3. 8

    福島市長選で与野党相乗り現職が大差で落選…「既成政党NO」の地殻変動なのか

  4. 9

    Snow Manライブで"全裸"ファンの怪情報も…他グループにも出没する下着や水着"珍客"は犯罪じゃないの?

  5. 10

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です