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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

「火中の女優は拾わない」 能年玲奈の復活阻む“暗黙の掟”

公開日: 更新日:

 売れるに従い芸能界にも慣れてくると、役者友達や仕事関係者から雑音が入る。「仕事の方針、待遇」などを比較して事務所に不満を抱く。そこに衝突が生まれる。ありがちな流れである。衝突にはお互いの言い分があるが、能年にとって女優生命をも左右するような問題。能年は事務所スタッフではなく演技指導者の女性に相談したことから、さらに関係を悪化させた。やがて能年は女性と一緒に無断で事務所を設立。「ルール違反」と社長の怒りを買った。

 芸能界は「対岸の火事は関知せず、火中の栗(女優)は拾わない」が暗黙の原則。独立しても前途多難が確実視されている。女優は事務所あって初めて仕事が成立する。難しい決断が能年に迫っている。

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