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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

しこり残るSMAP騒動 メンバーの“苦悩と違和感”いつまで続く

公開日: 更新日:

 テレビ公開謝罪会見から間もなく2カ月が経つSMAP。その後の動向はあまり聞こえてこないが、会見を行った5人の冠番組「スマスマ」(フジ系)は、皮肉なことに視聴率が落ちていると伝えられていた。

「画面からもメンバー間のギクシャク感が出ている」という理由もそのひとつ。嵐の仲の良さとは確かに対照的に映る。番組打ち切り説も囁かれていたが、フジは4月以降の「継続」を発表。とりあえず安泰となったが、9月の事務所とメンバーの契約更改が終わるまでは、グループとしての活動は予断を許さないとの見方も依然とある。

 SMAPはジャニーズ事務所の中でも「別会社」と呼ばれ、他のグループとの交流も少なく、メンバー同士もさほど仲良くなかったと聞く。そこに「独立・解散」騒動が勃発。独立に向かい動きだした中居正広ら4人と、残留意向の木村拓哉の対立構図が生まれた。局を揺るがすような騒ぎとなり、中居らが事務所幹部らに謝罪して元のさやに収まった。

 以後、「絆」を取り戻したと伝えられる一方で、一部の週刊誌は中居が飲み屋で友人に漏らした「愚痴」を報じていた。いわく「俺さ、このまま干されるのかなあ」「なんか、納得いかないんだよねー」。

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