衰えぬディーン・フジオカ人気 絶妙な“出し惜しみ”が奏功

公開日: 更新日:

 18日、炭酸水ブランド「WILKINSON」新CM発表会に出席したディーン・フジオカ(35)。「僕は甘いものが好きじゃないし、お酒も飲まないので、レストランでは炭酸水を飲むことが多い」と明かすと「ゲップが出たらごめんなさい」とおちゃめに試飲。それでも取材に訪れた女性記者をメロメロにするあたりはさすが“五代様”である。

「逆輸入俳優」として知られているディーンは福島生まれ千葉育ちという生粋の日本人ながら、高校卒業後にシアトルの大学へ留学。卒業後は香港や台湾で活動してきた。その後、昨年放送されたNHK朝ドラ「あさが来た」に五代友厚役で出演しブレーク。まさに旬を迎えている俳優だ。

 すでに妻子持ち。12年に国際結婚し、昨年11月には朝ドラのトークショーで「パパで~す」と二卵性双生児(1男1女)の父親であることを明かしている。にもかかわらず女性人気が高い理由はどこにあるのか。

「ディーンさんの場合は“逆輸入”のため、視聴者が認知した時にはすでに既婚者だったのはもちろん大きいのですが、朝ドラでブレーク後もドラマ映画への露出が少ないから『また見たい』という渇望感が出てくる。売れたからといって露出をやたらに増やしておらず、この出し惜しみのバランスが絶妙なのです。しかも5カ国語も話せるので、日本だけでなく世界を相手にできるという自信も伝わってくる。ハリウッドでも活躍中の渡辺謙さんのような立ち位置を目指しているのではないでしょうか」(芸能リポーターの川内天子氏)

 現在はテレビCM5社と契約中で、控える仕事は人気漫画の実写化映画とNHKドラマの2本くらい。視線の先は海外か。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  4. 4

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  5. 5

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  1. 6

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  2. 7

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  3. 8

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも