TOKIO山口の離婚会見も ジャニーズの周到“イメージ戦略”

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「実に計算ずく」「あざとい」との声も上がっている、ジャニーズのタレントで、初の離婚会見として注目されたTOKIO山口達也(44)の会見。

「2008年に結婚した時にもみなさまの前でご報告させていただいたので、今回もみなさまの前でご報告させていただきます。8月5日本日、私、山口達也は離婚をいたしました」

 山口はそう切り出し、5歳年下の元モデルの夫人と3年前から離婚へ向けた話し合いをしてきて、今年4月から別居をしていたことなどを語った。これを芸能マスコミは「人柄見えた」「絶賛の声」「円満離婚」などとこぞって持ち上げ、結果的に山口は株を上げたことになっている。

「ジャニーズが会見を午後2時スタートとしたのは、午後のワイドショーが生中継できるように。山口のファンは30~40代の主婦層ですから、そこへダイレクトにメッセージを送ろうという狙いだったと思います。しかも、今はただでさえ夏のネタ枯れの時期。最近は、FAXやブログでの発表で済ませる芸能人が多い中で、離婚で会見を開き、さらに人気グループのメンバーだぞ、とマスコミに恩を売る意味もあるでしょう。そうすれば、好意的に扱ってくれるのではという作戦がピタリとはまった印象です」と、ベテランの芸能ライターは言う。

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