拒絶反応が一転…ジャニーズ「ネットドラマ進出」の背景

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 ジャニーズ事務所のグループ「ジャニーズWEST」が、米動画配信大手「ネットフリックス」のオリジナルドラマ「炎の転校生 REBORN」(今冬配信)でメンバー全7人で主演を務めることが発表された。

 そもそもジャニーズ事務所はタレントの肖像権を守り、転写、複写などによる悪用を防ぐなどの目的で、所属タレントの写真をインターネット上にアップせず。それだけではなく、「取材に呼び込みをかけていても、ネット媒体はジャニーズタレントの写真掲載はNGのため、わざわざジャニーズタレントを外して絵づくりする。さらには、雑誌の表紙をジャニーズのタレントが飾った場合、ネットにはそこの部分を黒塗りにして掲載するなど、ネットに拒絶反応を示していた」(ワイドショー芸能デスク)。

 ところが、まさかのネットドラマ進出である。当然、ジャニーズ事務所のタレントがインターネットのオリジナルドラマに出演するのは初。世界190カ国で配信予定だというから、“世界進出”を目指すという見方もあるが……。

「WESTは来月でデビュー3周年だが、正直、伸び悩んでいる。そこで“起爆剤”的なネット進出でしょう。そもそもSMAP解散により莫大な売り上げダウンは避けられないだけに、今後はネットを使ってその穴を埋めるべくビジネスを展開していきそうです」(芸能プロ関係者)

 ジャニーズ帝国といえども時代の流れには逆らえなかったようだ。

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