1体70万円 美しすぎる“ラブドール展”に若い女性が殺到中
渋谷のアートスペース「アツコバルー」で開催中の「今と昔の愛人形(ラブドール)展」が賑わっている。それも入場者の若い女性比率が高い。
ラブドールはダッチワイフと呼ばれたかつての性処理人形を進化させたもので、表情、肌触りなど、ホンモノの女性と見まがう存在感。
今回の展示に先立ち、写真家・篠山紀信が撮ったラブドールと本物の女性のコラボ写真展覧会を行ったが、ラブドールの精巧さは生身の女性と見分けがつかないほどだった。
「子どもの頃の人形遊び感覚なのか、意外なことに来場者の7割が若い女性でした」(担当者)
主催のオリエント工業は1977年にラブドールの開発を始めた。その第1号から最新作まで展示。1体70万円以上というラブドールのユーザーはさまざまだ。
「もともと、何らかの事情で性的な障害を持っている方に精神的・肉体的な充実感をもっていただけるように開発した経緯もありますが、今は若い男性が恋人としてお買い求めすることも多いですね」(担当者)