卒業公演もナシ 最上もが「脱退」の波紋とメンバーとの溝
アイドルの最上もが(年齢非公表)が6日、でんぱ組.incからの脱退を自身のブログで突然、表明。
「どうしても心と身体のバランスが取れなくなり、このまま活動していくことがとても難しくなりました」と記されており、ファンだけでなく業界関係者も驚いている。
でんぱ組は2010年にデビュー、最上は2年後に加入、6人組で秋葉原をベースに、地下アイドルからスタートし、武道館コンサート、海外デビューを果たし、シンデレラストーリーを築いた。
中でも、最上はドラマ「重版出来!」(TBS系)に出演したり、グラビアやファッション誌にモデルとしても活躍し、グループをメジャーにした立役者でもあった。また、きゃりーぱみゅぱみゅ(24)とも仲が良く、原宿系女子のファッションリーダーでもある。事務所移籍はせず、今後はソロで活動するが、アイドル評論家の北川昌弘氏はこう言う。
「“かわいい、かっこいい、センスいい”でノーマルな方でも共感できるポテンシャルの高さがありますから、グラビアやドラマ、映画などソロ活動での成功は想像に難くない。ただ、卒業公演もせずにいきなり脱退というのは疑問が残ります。グループを抜けなければいけないほど、大きな仕事が決まっているのなら、後付けでもファンも納得できるのではないでしょうか」
でんぱ組は最上の人気でもっていただけに、残されたメンバーの胸中は複雑だろう。