「教育は生もの…」故・阿部進さんが本紙に語った“遺言”

公開日: 更新日:

 10日未明、胃がんのため亡くなった教育評論家の阿部進さん(享年87)。“カバゴン”の愛称で親しまれた阿部さんは、小学校教員時代の1961年に発表した「現代子ども気質」、62年の「現代っ子採点」が話題となり、一躍注目を浴びた。「現代っ子」という言葉は阿部さんの造語。

 その後は教育評論家として活躍し、60年代後半から90年代にかけて多数のテレビ・ラジオ番組に出演。TBSラジオ系で放送された「全国こども電話相談室」では、故・永六輔らと共に人気回答者になった。

 日刊ゲンダイは、阿部さんが亡くなる約2カ月前の6月7日にインタビュー取材を行っていました。ここに哀悼の意を表し、本紙8月9日発売号(10日付)で紹介した「あの人は今こうしている」を掲載します。

  ◇  ◇  ◇

あの人は今こうしている】

 名前を聞いてピンとこなくても、“カバゴン”といえばひざを打つ人も多いのでは。1960年代後半から90年代にかけて、ワイドショーや教育番組に引っ張りだこだった教育評論家・阿部進さんだ。最近は見ないが、どうしているのか?

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」