「教育は生もの…」故・阿部進さんが本紙に語った“遺言”

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「それやこれやで私たち夫婦が同居し、2人の妹と交代で両親の介護をしているんです」(長男の昌浩さん)

 とはいっても、阿部さん自身はいたって前向きだ。

「週に2回のデイサービスが楽しみでね。秋をメドに自立歩行しようとリハビリ中なんです。知らない業界や人生の歩みを聞いてると、いろんな情報が得られるから面白いですよ」

 一方、自宅で小学生に国語、算数、理科の実験を教える私塾を再開。小4の男子が週に1回通ってくる。

「僕の授業は、学校の先を行くんじゃなく、苦手な部分を補ってる。例えば国語は漢字の読みがメーン。小学校で習う約1000字を、自然、植物、道具というふうに分類し、右に音読み、左は訓読みを記したオリジナルドリルを作り、スラスラ読めるようにする。読解力が増すと、新聞や書籍も読むようになり自然と国語力がアップするんです」

 理科の実験は、水や洗剤、輪ゴム、ペットボトルなど身近にあるモノを使い、自宅でも再現できるのがミソだという。

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