実は飲めないほう…SABU監督が振り返る酒の“酷い思い出”

公開日: 更新日:

 最初は俳優としてスタート、1996年に映画監督デビューして以来、数々の話題作を世に送り出してきたSABU監督。風貌から酒豪のイメージがあるが、本人いわく「僕は飲めないんです」。

 しかし、酒にまつわる話は尽きない。

 どうもね、だいぶ飲めそうに見えるらしいんですよ。なので、いろんな方からお誘いいただくのですが、実は飲めないんですよね。もちろん酒席には出るし、朝まで付き合うこともあるけど、たくさん飲むと気分が悪くなってしまう。でも、最近はおいしいお肉を食べているとワインが合いそうだとか、寿司を食べていると日本酒だとか、料理に合わせて酒が欲しくなるというのはすごくわかりますね。

 若いころはやっぱりかっこよく酒を飲みたいと思ったし、酒を飲むのは大人っぽいなんて思って飲み始めました。だから若いころは酷い思い出もあります。

 確かクリスマスのシーズンで忘年会だったのかな。寿司屋の2階で、音楽の仲間6人が集まって飲んでいた。そうしたらひとりがいきなり吐き出した。吐いた物がワーッと広がるでしょ。どうにか下に流れていかないように僕が両手でせき止めたんです。すごいでしょ? 実はその吐いたヤツは持病があってね。それなのに完全に酔っぱらってしまってグデングデン。僕はそいつの口の中に、吐き出したものが詰まると大変だと思って、とっさの判断で口の中にこの手を突っ込んだり、お手拭きタオルを突っ込んだりして、窒息しないようにしました。まったく危なかった。他の仲間はサーッと、その場から逃げるようにしていなくなりました(笑い)。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ