実は飲めないほう…SABU監督が振り返る酒の“酷い思い出”

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 最初は俳優としてスタート、1996年に映画監督デビューして以来、数々の話題作を世に送り出してきたSABU監督。風貌から酒豪のイメージがあるが、本人いわく「僕は飲めないんです」。

 しかし、酒にまつわる話は尽きない。

 どうもね、だいぶ飲めそうに見えるらしいんですよ。なので、いろんな方からお誘いいただくのですが、実は飲めないんですよね。もちろん酒席には出るし、朝まで付き合うこともあるけど、たくさん飲むと気分が悪くなってしまう。でも、最近はおいしいお肉を食べているとワインが合いそうだとか、寿司を食べていると日本酒だとか、料理に合わせて酒が欲しくなるというのはすごくわかりますね。

 若いころはやっぱりかっこよく酒を飲みたいと思ったし、酒を飲むのは大人っぽいなんて思って飲み始めました。だから若いころは酷い思い出もあります。

 確かクリスマスのシーズンで忘年会だったのかな。寿司屋の2階で、音楽の仲間6人が集まって飲んでいた。そうしたらひとりがいきなり吐き出した。吐いた物がワーッと広がるでしょ。どうにか下に流れていかないように僕が両手でせき止めたんです。すごいでしょ? 実はその吐いたヤツは持病があってね。それなのに完全に酔っぱらってしまってグデングデン。僕はそいつの口の中に、吐き出したものが詰まると大変だと思って、とっさの判断で口の中にこの手を突っ込んだり、お手拭きタオルを突っ込んだりして、窒息しないようにしました。まったく危なかった。他の仲間はサーッと、その場から逃げるようにしていなくなりました(笑い)。

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