俳優業と二足のわらじで…大学を卒業した賀集利樹さんの今

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「もともと旅が好きで、20代は欧米に行くことが多かった。それが30歳ごろから、国内やアジアの方が面白くなってきました。車を運転して青森へ行き、恐山や十和田湖を回ったり、香川の『こんぴらさん』へ行ったり。その地の歴史の背景なんかにロマンを感じるんです。大学に行ったのがきっかけで、ドラマだけでなく、旅番組の話もよくいただくようになりました。BS―TBSの『路線バスの旅』で能登や知床、福井、新潟……。番組のロケだと、地元の人とふれあえるのが醍醐味。プライベートではなかなかできないので楽しいですよ」

 実は賀集さん、日本文化への興味が高じて、09年に国学院大の神道文化学部に社会人枠で入学したのだ。

「当時、僕は30歳。何かひとつ突き詰めなきゃいけないと思ったんです。ちゃんと学びたいものがあった上で大学に行けたので、有意義でしたね。仕事優先だったし、出欠が厳しかったので、5年かけて卒業しました」

 大学在学中に神奈川・葉山で暮らし始めた。敷地50平方メートルの2階家などを借りていたとか。

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