ジャニvs元SMAP攻防戦が激化…顕在化した“内部統制の綻び”

公開日: 更新日:

「草なぎ君の弔辞がオンエアされなかった前後に、飯島さんは民放に内々に注文をつけ、『番組で映像を使わないんだったら、取材に来るな』と言い放っていました。今後、また今回のようなことがあったら、ペナルティーを科すとも。

 取材した素材をどう編集し報道するかはメディアの自由です。ジャニーズも『大きく取り上げて』とリクエストはしますが、それが使われなかったとしても、クレームをつけたという話は聞いたことがない。一方で飯島さんはスポーツ紙のジャニーズ担当とは違った顔見知りの記者を集めて、食事会を開いたりしている。ジャニーズ時代と同様に囲い込んで、自分たち寄りの記事を書かせたいのでしょう。そもそも映画が大ヒットといっても、当初、目標としていた15万人という設定が低すぎる。実際、1館あたりの動員数を計算すると1日に約233人ですからね。それを上映回数で割ると、ガラガラの日もあったことがわかります」

 結婚ラッシュに続いて関ジャニ∞渋谷すばるの脱退、そして極め付きはTOKIO山口達也の女子高生強制わいせつ騒動と激震が続くジャニーズ事務所。飯島女史率いる「新しい地図」との攻防はもちろんだが、タレント管理を含む内部統制の綻び方が問題になってきた。
 (本紙取材班)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    いとうあさこだけでない「育ちの良さ」が隠せない50代女芸人…“実家が太い”“隠れ高学歴”の強者も

  2. 2

    松山千春だけじゃない“黒い交際”が切れない芸能人たち…組長の誕生日会やゴルフコンペに堂々参加の過去

  3. 3

    いとうあさこ「過去の不倫」告白もダメージゼロ! 本物の“お嬢様”が持つ愛され要素

  4. 4

    松本潤はやっぱり“持っている男”だった! 主演の7月期TBS日曜劇場はヒットの条件が勢揃い、「どうする家康」の汚名返上へ

  5. 5

    眞子さん極秘出産で小室圭さんついにパパに…秋篠宮ご夫妻に初孫誕生で注目される「第一子の性別」

  1. 6

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  2. 7

    パワハラ報道の橋本環奈"人気凋落"が春ドラマで鮮明に…一方で好感度上げたのは多部未華子

  3. 8

    1年ぶりNHKレギュラー復活「ブラタモリ」が好調も…心配な観光番組化、案内役とのやり取りにも無理が

  4. 9

    中居正広氏だけが破った「SMAPの掟」…元女性アナへの“性加害”認定の泥仕合を招いたものとは

  5. 10

    田中圭にくすぶり続ける「離婚危機」の噂…妻さくらの“監視下”で6月も舞台にドラマと主演が続くが

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    「聘珍樓」の3度目の倒産は“氷山の一角”か…格安店の乱立で高級中華が苦境に

  4. 4

    貴乃花の次女・白河れい「事務所退所」…“親の力を借りない”妹と長男・花田優一の現在地

  5. 5

    秋篠宮家の初孫、慶事なのに…眞子さんの出産をテレビ・新聞は当初スルー、宮内庁発表が遅れたミステリー

  1. 6

    「フラッと大阪万博」にトライ! 予約なし、行列を避けてどこまで楽しめるのか

  2. 7

    元横綱白鵬の「6.9暴露会見」に相撲協会戦々恐々…あることないこと含め、どんな爆弾発言飛び出すか

  3. 8

    ドジャース大谷がヤンキース現体制を粉々に…「やはり獲得すべきだった」批判再燃へ

  4. 9

    売れ過ぎちゃって困るわ!スバル新型フォレスターは歴代最速、発売1カ月で受注1万台超え

  5. 10

    パワハラ報道の橋本環奈"人気凋落"が春ドラマで鮮明に…一方で好感度上げたのは多部未華子