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飯尾和樹

1968年、東京生まれ。お笑いコンビ「ずん」のボケ担当。小さめの目と大きめの耳とカリフラワーとパクチーが苦手な舌と、10代、20代で培った女性に告白してもこりゃちょっと振られるなと分かる察知能力を持つ48歳。

「藤井隆師匠」と飲んだあとは真っすぐ家に帰れなくなる

公開日: 更新日:

 事務所も地元も経歴も違う親友2人が、仕事について語り合った対談の後半編。マルチに活躍する藤井隆さん(46)の原動力について、本コラム著者の飯尾和樹さん(49)がほんわ~かと斬り込みました。

  ◇  ◇  ◇

藤井 僕はすごく恵まれていたんです。吉本新喜劇の劇団員募集で入れてもらって、心斎橋筋2丁目劇場の若手公演に出させてもらったら、すぐに深夜番組のリポーターの仕事が始まるんですね。ひとつの芸を極めるのが良しとされることが多い中、いろんな現場で違うことをしてきました。それで、20代後半の頃、「吉本新喜劇の藤井隆です」ってあいさつしたら、「今は新喜劇に出てないのにそれは違うんじゃない?」って指摘してくれた先輩がいて、自分は何者なんだろうと考えた時期もありました。

飯尾 感度がすごいよね~。これだけ結果を出してきても全然調子に乗らない。俺だったら自分に酔っちゃって、カウントダウンTVで「それじゃあ、聞いってみてくだっさいっ」ってサングラスを掛けて言っちゃう感じになってるよ。

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