刑事告訴で聴取 松居一代の暴露行為は「有罪」になるのか

公開日: 更新日:

■書類送検される可能性も

 この騒動、どんな決着を迎えるのか。

「警察は一般家庭などで第二の松居さんが出ないよう、一罰百戒の思いで捜査を続けてきたのでしょう」と言うのは弁護士の篠原一廣氏だ。

「名誉毀損は親告罪ですから、事情聴取が実施されたということは船越さんが告訴を取り下げていなかったということ。今後は警察が船越さん本人にどれだけの精神的苦痛を受けたかを聴取するでしょう。船越さんが被害を申告したら、松居さんはほぼ100%の確率で書類送検されると思われます」

 起訴された場合、松居には略式裁判で罰金30万円前後の判決が出る可能性が高いそうだ。

 気になるのは当時の松居の精神状態。仮に精神疾患の疑いがあったらどうなるのか。

「逮捕事件ではないので精神鑑定はありえません。警察が鑑定を要請しても松居さんは断ることができます。もし当時、心神耗弱状態であったと認定されれば起訴猶予になる可能性が高いと考えられます」(篠原一廣氏)

 果たしてどんな判決が出るのか……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    浜田省吾が吉田拓郎のバックバンド時代にやらかしたシンバル転倒事件

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    「いま本当にすごい子役」2位 小林麻央×市川団十郎白猿の愛娘・堀越麗禾“本格女優”のポテンシャル

  1. 6

    幼稚舎ではなく中等部から慶応に入った芦田愛菜の賢すぎる選択…「マルモ」で多忙だった小学生時代

  2. 7

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  5. 10

    フジテレビ系「不思議体験ファイル」で7月5日大災難説“あおり過ぎ”で視聴者から苦情殺到