TVから消え10年超…小橋賢児さんイベント仕掛人になるまで

公開日: 更新日:

 幼少時からテレビに出演し、NHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」などドラマ映画、舞台で活躍した小橋賢児さん(38)。07年に俳優業を一度休止して以来、テレビで見かける機会が少なくなった。今、どうしているのか?

■世界最大級音楽イベントの仕掛け人に

 小橋さんに会ったのは、東京メトロ六本木駅から徒歩15分の西麻布の事務所。アパレルショップのようなオシャレな室内で、取材ギリギリまでパソコンとにらめっこしていた。

「今はイベント制作の仕事を請け負っていて、世界最大級の音楽フェスティバル『ULTRA JAPAN』のクリエーティブディレクションや、未来型花火イベント『スターアイランド』(5月26日開催)の総合プロデュースをやっています。ほかにもブランドのPRイベント、コンサルティング、それに稲毛海岸の再開発のクリエーティブなどに関わっています」

 ウルトラは海外からの輸入コンテンツだが、スターアイランドは小橋さん自身のオリジナル企画だという。

「ウルトラで出会った花火師さんと一緒に取り組んでいます。どちらのイベントも、『つまらない』と言われるお台場に非日常的な世界をつくり出すことで、『東京ってこんなにイケてたんだ』と感じてもらいたいです。そういう気づきを通じて、『人生もやり方や見方を変えればもっと輝くんじゃないか』という希望につながれば、と」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?