山本彩の卒業でささやかれる AKB48グループ「崩壊」の序章

公開日: 更新日:

 NMB48の山本彩(25)の卒業コンサートが10月27日に大阪・万博記念公園東の広場で開催されることが明らかになった。NMB48としては初の野外コンサートということで盛り上がりを見せている。

 ところが、ファンの間では「さや姉がいなくなったらNMBは暗黒時代突入」「NMB劇場の経営は大丈夫?」など不安の声しきり。NMBのリーダーとして、神7としてNMBの存在を知らしめ、グラビアでは“脱いだら凄い”し、連ドラの主題歌でNHK紅白も出場とマルチに活躍。まさに山本は“NMBの大黒柱”。戦力ダウンは計り知れない。AKB総選挙ホーム未開催の大阪は、次期開催地最有力だが、もしも大阪で開催されホームのNMBが盛り上がりに欠けるとなれば、AKB全体の崩壊の引き金ともなりかねない。

 アイドル評論家の北川昌弘氏がこう言う。

「ご本人の卒業コメントからは『いつまでも“山本さん頼みのNMB”を引っぱり続けて手遅れになる前に今卒業すべき』という危機感を感じました。さや姉のポジションが空けば、変化は明らかに起こるわけですから、カンフル剤となることを期待しての卒業といえるのでは。日本テレビで放映中の『マジムリ学園』は若手で始まっていますし、徐々に再生の流れは始まっています」

 山本彩の勇退は救世主誕生となるか、はたまた崩壊の始まりか。AKBの今後を占う試金石になりそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし