著者のコラム一覧
髙橋隆

1949年1月生まれ。学生時代に「走れコウタロー」で知られる「ソルティー・シュガー」の一員としてデビュー。大学卒業後はディレクターに転身し、ビクターエンタテインメントやテイチクエンタテインメントで数々のヒット曲を生み出す。代表作は「ダンシング・ヒーロー」「襟裳岬」「てんとう虫のサンバ」「白いギター」など。現在はフリーの音楽プロデューサー。

ダンシング・ヒーロー(前) DA PUMP「U.S.A.」のルーツ?

公開日: 更新日:

荻野目洋子(1985年)

 ディレクター、プロデューサーとして音楽業界に関わること46年。いわゆるヒット曲も幾つか残すことができました。一般の人では知り得ない制作現場の裏側を、当時を振り返りながらお話ししていきたいと思います。

 まず思い出されるのは、荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」です。

 実は、今年大ヒットした「U.S.A.」のDA PUMPと荻野目は同じ事務所。かつて荻野目のマネジャーも兼ねていた現社長の平さんと、先日数年ぶりにお会いしたのでこう切り出しました。

「あれ、社長でしょ?」

「わかる? あの時と同じだよね」

 王道のユーロビートサウンド、キャッチーなサビのメロディー、海外曲のカバー……、「ダンシング・ヒーロー」は「U.S.A.」のルーツといえるかもしれません。

「ダンシング・ヒーロー」を世に送り出したのは1985年の11月。それまで荻野目はソロデビューして6枚ほどシングルを出していましたが、ヒットには恵まれていませんでした。曲作りは私の先輩ディレクターが担当していたのですが、いわゆる王道のアイドル路線。間違いじゃありませんが、見た目がやや地味な荻野目には合わないんじゃないかと思っていました。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  2. 2

    日本ハムは「自前球場」で過去最高益!潤沢資金で球界ワーストの“渋チン球団”から大変貌

  3. 3

    高市首相が天皇皇后のお望みに背を向けてまで「愛子天皇待望論」に反対する内情

  4. 4

    年内休養の小泉今日子に「思想強すぎ」のヤジ相次ぐもファンは平静 武道館での“憲法9条騒動”も通常運転の範囲内

  5. 5

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  1. 6

    『SHOGUN 将軍』シーズン2撮影中の榎木孝明さん「世界的な時代劇映画のプロデュースに関わりたい」

  2. 7

    横綱・豊昇龍が味わう「屈辱の極み」…大の里・安青錦休場の5月場所すら期待されないトホホ

  3. 8

    和久田麻由子アナがかわいそう…元NHKエースアナを次々使い潰す日テレの困った“体質”

  4. 9

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  5. 10

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に堕ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体