荻野目洋子&DA PUMP復活 芸能プロの多角化と生き残り戦略

公開日: 更新日:

「面白いね。もうこのまま紅白とか出ればいいのにね」

 とタレント有吉弘行(44)は言った。90年代後半から00年代前半にかけ、多数のヒット曲を飛ばしながら、人気が低迷していたダンスグループ「DA PUMP」。唯一のオリジナルメンバーで、このほど結婚を発表したISSA(39)は全国のショッピングモールを回るツアーを行うなどして、新曲「U.S.A.」のヒットにつなげた。毒舌で知られる有吉だが、この復活劇には「すごいね。根性があるね。普通てんぐになっちゃって、そんなんできないよってやめるよね。すごいなって思った」と手放しで称賛していた。

 DA PUMPは、昨年から再ブレーク中の荻野目洋子と同じライジングプロ所属である。平哲夫社長は安室奈美恵の芸能界での育ての親として知られ、プロデューサー小室哲哉氏とマッチングさせてミリオンヒットを連発させた。

 脱税で平社長が逮捕されるなどした際は倒産の噂も業界に流れたが、ISSAや荻野目、観月ありさら長く所属しているベテラン組は健在のうえ、インターネットや不動産などへの多角的な事業展開で踏ん張っていることで話題だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手