著者のコラム一覧
井筒和幸映画監督

1952年12月13日、奈良県出身。県立奈良高校在学中から映画製作を始める。75年にピンク映画で監督デビューを果たし、「岸和田少年愚連隊」(96年)と「パッチギ!」(04年)では「ブルーリボン最優秀作品賞」を受賞。歯に衣着せぬ物言いがバラエティ番組でも人気を博し、現在は週刊誌やラジオでご意見番としても活躍中。

バカ丸出しのドアホな独裁者どもは早く退散させたいものだ

公開日: 更新日:

 いきなり、核兵器の問題だが、大国だと思いあがってるアメリカやロシアの指導者どもは本当にどういう魂胆で生きてやがるのか。中国も変わらないが、世界に何を望んで、自分だけで何を目指してやがるのか、分かったもんじゃない。

 核爆弾を持ってしまったアメリカと旧ソ連が、どっちから先に核ボタンを押さなければならないのか、そんな“地球絶滅戦争への誘惑”という悪夢を見続けた東側と西側がにらみ合った冷戦時代なんか、もうとっくに終了したんじゃないのかと耳を疑うようなニュースが飛び交っている。今さら、なんであんな向こう見ずな“核兵器の軍拡競争”へ逆戻りさせるつもりなのかと呆れ返った。世界の指導者どもは「悪徳」にしか目がいかず、ダサいヤツばかりで愚かしい。

 アメリカが(というか、全てはトランプ野郎の浅ましい考えだろうが)、「中距離核戦力全廃条約」という、三十数年前に西と東でしかと締結して冷戦状態を終わらせるきっかけになった大事な条約からの“離脱”を、こともあろうにロシアに(というかプーチン野郎に)通告すると言いだした。すると、ロシアのバカも「おお上等だ」と受けて立ったようで、なんでこんなドアホな独裁野郎たちに世界がかき回されなければならないのか、おまえら米国とソ連が結んで約束して、いがみ合いも殺し合いもやめにしたはずのことをどうして思い返そうとしないのか? ほんとにおまえらは愚か者どもだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  3. 3

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 4

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  5. 5

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  1. 6

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘

  2. 7

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 8

    福山雅治の「不適切会合問題」で紅白に地殻変動が? “やらかし”がPerfume「トリor大トリ」誘発の可能性アリ

  4. 9

    Perfumeのっち、大学中退話が地上波TV解禁でファン安堵…「ネタに昇華できてうれしかった」の反応も

  5. 10

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち