ファンも心配…ジャニー喜多川社長「緊急搬送」のモヤモヤ

公開日: 更新日:

 27日発売の「女性セブン」(7月11日号)は、〈ジャニー喜多川社長 『危急の病室』と鬼才の後継者〉の見出し。さすがにジャニー氏が6月18日に救急搬送されたことについては触れられているが、“詳報する”と書かれた病室については「高層病棟の最上階近くの明るい木目と白を基調とした部屋で、浴室とトイレを備え、ホテルの一室ような雰囲気」と説明があるのみ。部屋の中でどんな危急の事態が起きているのかについては書かれていなかった。

「“鬼才の後継者”が一体、誰を指しているのかと思いながら読み進めていくと、記事の最後に『後継者はタレント全員。みんなでジャニーさんの思いを背負っていくのでしょう』と語るスポーツ紙記者のコメントが出てきます。ジャニーズファンや熱心な読者は拍子抜けしたのではないでしょうか」(前出・佐々木博之氏)

 さすがに「週刊新潮」と「週刊文春」(いずれも7月4日号)はジャニー氏が緊急搬送された当時の状況や、所属タレントが大挙して病院を訪れた慌ただしい様子に迫ろうとしていた。それでも読者が最も知りたいであろうジャニー氏の病名や容体までは把握できなかったようだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    巨人の“お家芸”今オフの「場当たり的補強」はフロント主導…来季もダメなら編成幹部の首が飛ぶ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 5

    国民・玉木雄一郎代表の“不倫相手”元グラドルがSNS凍結? 観光大使を委嘱する行政担当者が「現在地」を答えた

  1. 6

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  2. 7

    若林志穂さん「Nさん、早く捕まってください」と悲痛な叫び…直前に配信された対談動画に反応

  3. 8

    米倉涼子に降りかかった2度目の薬物疑惑…元交際相手逮捕も“尿検査シロ”で女優転身に成功した過去

  4. 9

    国民民主から維新に乗り換えた高市自民が「政治の安定」を掲げて「数合わせヤドカリ連立」を急ぐワケ

  5. 10

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで