発売から2週間超 浜崎あゆみ“暴露本”の売れ行きと今の価値

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 その後の売れ行きはどうなのか。担当編集者に聞いてみた。

「好調と聞いています。さすがに初速に比べて勢いはなくなりましたが、想像していたよりは減っていません。増刷は? 8万部の重版以来していません」

 ただ、この出版不況にやや刷り過ぎたのではないかとの見方もある。アマゾンでは発売初日は売り切れ状態だったが、16日の午後時点では中古品と新品を合わせて31点が出品されていた。定価は1512円(税込み)なのに、1143円から購入でき、ヤフオクでは800円から20点が出品されていた。メルカリも「M」の出品であふれ返っている。

 芸能評論家の佐々木博之氏がこう言う。

「売れ残りが出るのは目に見えた結果です。“炎上商法”などと言われ話題になりましたが、業界関係者からすれば、すでに周知の事実だし、一般人からすれば、『松浦さんって誰?』でしょう。コアなファンが知りたかったのは長瀬智也の話だと思います」

 ブックオフではどうか。日刊ゲンダイの記者が16日、読み終えた同書を持っていくと、250円で買い取ってもらえた。

「現在の売価は1060円です。在庫状況によって買い取り価格は変化するのですが、ここ最近では10円から100円の間で変動していました」(ブックオフの店員)

 まだ需要はあるようだ。ちょっと得した気分になった。

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