日テレが吉本に大ナタ 「スッキリ」芸人に全員リストラ案

公開日: 更新日:

 日本テレビの厳しい対応に吉本興業が大揺れだ。なんと当面の間、情報番組に限定する形で吉本芸人の“使用自粛”についての話し合いがもたれたというのだ。ターゲットとなったのは吉本興業の加藤浩次(50)とハリセンボンの近藤春菜(36)、さらに山里亮太(42)がナレーションを務める「スッキリ」だという。

「きっかけは反社会的勢力相手の闇営業問題に端を発した吉本興業のお家騒動です。加藤が番組の意向を無視し、『取締役が変わらなかったら会社を辞める』と吉本興業に迫り世間を騒がせた。さらに春菜も加藤に便乗する形でこの問題をあおりまくった。視聴率は2桁に達したが、騒動が収束するとこれまでの平均視聴率よりも数字が取れなくなってしまったんです」(局関係者)

■“加藤の乱”の後始末

 慌てた日テレサイドは、MCである加藤や近藤の言動を改めて振り返ると共に視聴者のリアクションの変化について徹底解析を実施。結果、浮かび上がってきたのは2人に対する“キャスター不適格”という視聴者の厳しい見方だ。

「加藤による吉本現経営陣への批判は、公共の電波を使ったゴネ得だと見られていたんです。当初は威勢がよかったものの、吉本が“経営アドバイザリー委員会”を設置し、従来のマネジメント契約だけでなく『専属エージェント契約』も選択できると発表すると、加藤は自らが提案した案が採用されたため吉本に残留すると番組で表明。結局、“加藤の乱”はお家騒動に便乗した自分の権利主張だと視聴者には見えた。要は2人に情報番組のキャスターとしての資質はないとされてしまった」(前出の局関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    「地球を救う前に社員を救ってくれ!」日テレ「24時間テレビ」が大ピンチ…メインスポンサー日産が大赤字

  4. 4

    仰天! 参院選兵庫選挙区の国民民主党候補は、県知事選で「斎藤元彦陣営ボランティア」だった

  5. 5

    たつき諒氏“7月5日大災害説”を「滅亡したんだっけ」とイジる古市憲寿氏に辛辣な声が浴びせられる理由

  1. 6

    参政党・神谷代表は早くも“ヒトラー思想”丸出し 参院選第一声で「高齢女性は子どもが産めない」

  2. 7

    兵庫は参院選でまた大混乱! 泉房穂氏が強いられる“ステルス戦”の背景にN党・立花氏らによる執拗な嫌がらせ

  3. 8

    「国宝級イケメン」のレッテルを国宝級演技で払拭 吉沢亮はストイックな芝居バカ

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  5. 10

    近年の夏は地獄…ベテランプロキャディーが教える“酷暑ゴルフ”の完全対策