ブルージェイズの強さの秘密…「コンタクト率」はフライボール革命に次ぐ新たなトレンドか
ドジャースのワールドシリーズ連覇で幕を閉じた2025年のメジャーリーグ。
熱戦の記憶もやや薄れかけてきた師走のこの時期、毎年のことだが選手の移籍話が熱を帯びている。3連覇を狙うドジャースは最大の弱点であったクローザーに、メッツからFAになった守護神エドウィン・ディアスを獲得。今年メジャーで7番目に多かった27回のセーブ失敗の原因の一つを取り除いた。
ワールドシリーズでそのドジャースを土俵際まで追い詰めたブルージェイズも、パドレスから先発のディラン・シースを獲得、ローテーションの強化を図った。今年の快進撃に気をよくしたブルージェイズのオーナーグループ(ロジャース・コミュニケーションズという大手通信企業)は、来年こそはとさらなる補強に前向きで、その資金力、実行力は同地区のヤンキースに引けを取らないとも言われている。
ブルージェイズ、ヤンキースと同地区のオリオールズも積極的で、メッツから強打者のピート・アロンソを獲得。こちらもさらなる補強に精力的に動いており、今季の地区最下位からの浮上を期している。


















