2026年は自公・国民連立に? 補正予算審議で見えた駆け引きとスリ寄り

公開日: 更新日:

 衆参過半数割れでスタートした高市内閣にとって最初の試金石となる今年度補正予算案だったが、11日、自維連立与党に国民、公明両党を加えた圧倒的多数の賛同を得て衆院を通過した。高市首相の高笑いが聞こえてきそうだ。なぜこんな楽勝ゲームになったのかというと、そのカギは国民民主党だろう。

 玉木雄一郎代表が10日の衆院予算委員会の質疑後、記者団を前に「私たちの提案に前向きに応える姿勢が見えた」として、真っ先に予算案採決への賛成を表明。国民民主が味方に付いたことで税制関連法案と併せ、参院採決でも会期中の可決成立にメドが立ったからだ。これを見た公明党は当初、立憲民主と組んで予算案に反対するつもりだったが、形勢不利と悟るや、きびすを返し、国民民主に付き従った。先に連立離脱で大見えを切った公明党の斉藤鉄夫代表は、賛成の理由を「公明党の提案(2万円給付など)が随所に反映された」と語ったが、党内からは「連立与党に踏みとどまっていれば、今頃はもっとうまい汁が吸えていたはずだ」との恨み節も聞こえてくる。

 これに対し、「連立離脱」を脅し文句に高市自民党に衆院議員定数削減法案の今国会成立を強く迫ってきた日本維新の会は動かぬ法案審議に苛立ちを隠さない。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈48〉73歳で駒沢大学に入学、就活に悩む同級生にした「木彫り名人」の話

  2. 2

    萩本欽一〈47〉気仙沼ちゃんは民宿4軒経営の大女将に 説教してテレビで夫を募集させた甲斐があった

  3. 3

    阿部慎之助にした「今ならパワハラで即クビ」の指導&落合博満から学んだ仰天トレーニング

  4. 4

    モグライダーともしげが埼玉の中高一貫ミッションスクール聖望学園で打ち込んだアメフト《26年夏番外編》

  5. 5

    やっぱりか? 自民・村井国対委員長が高市首相「国会逃避作戦」画策…予算委出席「原則不要」案をリポスト

  1. 6

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  2. 7

    郊外に住むという選択肢 「都心から1時間」の狙い目エリア

  3. 8

    植田日銀シルバーウイーク前の「円高誘導」は大失敗…もはや為替介入はできない

  4. 9

    広島4番栗原に敵将・落合監督は「四球でいい」と助言を…

  5. 10

    高市首相の日米首脳会談「蜜月アピール」は突っ込みどころ満載…トランプ大統領は「心ここにあらず」