国内最高齢の女性映画監督が語る 日本がよくならない理由

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 さらに日本の現状について、こう憂うのだ。

「吟子さんは身をていして重い扉を開きました。しかし今、女性が本当に立ち上がらないから、いつまでたっても日本はよくならないんだと思います。NHKの番組ではないですが、ボーッと生きてちゃいけません。高齢者も若い人も、もっと真剣に考えないと」

 夫で映画監督の山田典吾氏は1998年に他界。自身も17年前の70歳の時から監督となり、実写6本、アニメ2本の計8作品を送り出してきた。

「だんだん体はいうことをきかなくなっていますが、年齢を考えることはありませんよ。この間も“堕胎ができなくなるまでほったらかしにしておいて、中学生が出産するケースが増えている”という話をお医者さんに聞いたんですが、それをどう作品にできるか一生懸命考えているところです。まだまだ撮り続けるつもりですよ」

(取材・文=平川隆一/日刊ゲンダイ

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