川中美幸さんは20歳前に挫折…「船頭小唄」が再起の契機に

公開日: 更新日:

 もしこの曲で優勝していなかったら、川中美幸としての再デビューはありませんでした。今も「船頭小唄」を聴くと挫折して大阪に戻り、この歌で助けられた自分がいると思います。

■母のすすり泣く声で手ごたえが

 そして、今と同じテイチクで再デビューしたのが77年、21歳の時。10代の甘さはもうありませんでした。母には「25歳までは頑張る」と言って再び上京。そして「この歌が最後で帰る」と言って出したのが24歳の時の「ふたり酒」です。再デビュー4枚目のシングルでした。

 作詞・作曲は、たかたかし先生と弦哲也先生。最初は出だしの「生きてゆくのが つらい日は」というのがピンとこなくて乗れなかったんですね。母に電話して「この歌、売れそうにないから帰る」と言ったら、聴かせてくれというので、電話口で聴かせたら、泣くんです。それで「これは私の等身大の歌じゃなくて、私の両親のことなんだ。苦労して育ててくれた両親の代弁者として歌えばいい」と気がつきました。手ごたえをつかんだのはすすり泣く母の声でした。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網