松崎しげるさん プリーズ・プリーズ・ミーのB面にシビレた

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ビートルズ「アスク・ミー・ホワイ」

 芸能生活50年を迎えた松崎しげるさん(70)。バンド活動開始に影響を受けた曲はビートルズの日本発売最初のレコードから「アスク・ミー・ホワイ」。その後、バンド結成を経てソロシンガーになった経緯と、初来日の日本武道館公演に行った時の思い出も語ってくれた。

  ◇  ◇  ◇

 僕は洋楽から入ったんです。小学生の頃、親父がナット・キング・コールのレコードを買ってきて、そのB面が「スターダスト」だった。ベルベットボイスを聴いた時に、全身に電気が走っちゃってね。声質にシビレちゃった。マセたガキだったんだろうね。それ以来、レコードが擦り切れるまで毎日聴いてました。この一曲が音楽好きになったきっかけです。

 でも、人生を変えた一曲をあげるとしたら「アスク・ミー・ホワイ」だね。中学2年の時にビートルズに出会った。日本で発売の最初のシングル「プリーズ・プリーズ・ミー」(ビートルズとしては2枚目)の、こちらもB面の曲。これも聴いたらシビレちゃって。オヤジから小遣いせびってレコード買ったけど、これもずーっと聴いてました。

 ハーモニーのよさもあるし、コード進行のよさもある。ああいう絶妙なギターのコード進行が好きだったんでしょうね。「アスク・ミー・ホワイ」のギターは最高。こちらはギターをやるきっかけと、その後のバンド活動にもつながる。

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