コロナ禍で寺田心が人気 オーバーリアクション芸人は苦境

公開日: 更新日:

 コロナ疲れには、一服の清涼剤だったか。

 5月11日に放送された日本テレビ系のトークバラエティー番組「しゃべくり007」に出演した人気子役の寺田心(11)。視聴者はネット上に〈心くん、癒やしでしかない〉〈ずっと見ていたい〉なんて絶賛コメントを続々と投稿した。放送中に「寺田心」の名前もトレンドワード入り。

 寺田といえば、愛くるしいルックスと可愛い声が印象的だが、この日の「しゃべくり」では大人たちを相手に堂々と持論を展開した。これには〈頭までいいなんて〉〈こんなしっかりした11歳がいるのか……〉などと驚いた視聴者も多かったようだ。

「心君には『ココラー』と呼ばれる熱心なファンが大勢いるそうですが、『しゃべくり』の出演でまた新たなファン層を開拓したのでは」と、芸能ライターのエリザベス松本氏がこう続ける。

「『言葉には言霊があるから、度を越えた悪口は言わないように』なんてしゃべくりメンバーを諭したり、動物殺処分について独自の思いを語るなど、とても11歳とは思えないコメントの数々が印象的でしたね。優等生的な受け答えをしながらも、笑いを取るための間合いも完璧。番組中にたびたび、百戦錬磨のしゃべくりメンバーが笑ってしまうほどでした」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…