著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

常に瞳孔を開いたまま挑戦し続ける小島瑠璃子は刺激体質

公開日: 更新日:

 だが、本人が「さまぁ~ず班なんです」(日本テレビ「アナザースカイ」2017年7月14日)と語るように、事務所の先輩である「さまぁ~ず」の番組などに出ていくうちにバラエティーの楽しさが分かってきた。いつしか「ずっとバラエティーをやっていきたい」(読売新聞「OTEKOMACHI」18年5月17日)と思うようになっていた。

 10代でスポーツニュース番組「S☆1」(TBS)の進行キャスター兼取材リポーターに抜擢されると、池上彰による選挙特番でも取材リポーターを務め、松本人志にも「ビックリした、あんたホントにうまいね」(フジテレビ「ワイドナショー」17年12月3日)と絶賛された。

 まさに若くして上り詰めた小島だが、「こっから持久戦だな」(テレビ東京「あちこちオードリー」20年5月12日)と思っているという。「組み立てる作業を15(歳)から25まででガンガンやって、組み上がったけど、これどんだけ走るんだろうって感じ」と形容し、「組み上げたのが10年前から組み上げてるんで、これ(時代に)あってるか今?」と自問自答しているのだと(同前)。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした