ローラが“奴隷契約”騒動乗り越え独立…勝ち組になれたワケ

公開日: 更新日:

 芸能界で相次ぐ事務所独立の“勝ち組”といえば、6月末で事務所を退所したローラ(30)もその一人だ。2017年8月には“奴隷契約”騒動が報じられ、今年1月までは、一触即発というウワサもあったが、2年を経てついに退所。CM契約など事務所在籍時の仕事はすべて引き継ぎ、ローラの希望が通った形となった。

 “奴隷契約”から形勢逆転できたウラには「SNS」という“武器”が大きい。12年2月にスタートしたツイッターは、フォロワー429万人。インスタは、ローラ個人の616.7万人に加え、ブランドサイトが36.4万人。今年1月に始めたYouTubeの登録者数も63.9万人と影響力は絶大。14年にロサンゼルスに移住してからは、日本の事務所の必要性がますます薄まったという。

 そんなローラの勝因は“ソロ活”。日本では黎明期だったツイッターやインスタをいち早く取り入れて個人で発信。広告収入になるともわからない段階から着々とフォロワーを積み上げてきた。元NEWS手越祐也(32)が不自由に感じていた“大手事務所のスピード感”に比べ、個人でフットワークよく新しいツールにチャレンジできる自由さが奏功したとも言える。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方