三浦春馬「14年ギャラクシー賞」贈賞式ドタキャンの不可解

公開日: 更新日:

 贈賞式は都内の大きなホテルに数百人を集めて行われる。受賞や開催日時を事前に伝え、受けるのは出席が前提。ところが、欠席した。理由は「映画撮影のため」。ちょうどこの時、15年公開の映画「進撃の巨人」の撮影中だったという。ビデオメッセージが寄せられることもなく、贈賞式にはフジテレビの中野利幸プロデューサーが代理で出席した。ギャラクシー賞個人賞の中でも初めて。前代未聞のことで常識がないと批判もあった。

 亡くなった今、複雑な家庭環境についての報道が続いている。心の闇を抱えていたのかもしれない。当時24歳。母親との確執などから、人間不信に陥っていたとも伝えられる。贈賞式欠席の一件から、いつか世間を騒がすような出来事が起きる予感はあった。スキャンダルは繰り返されるのが常である。

(峯田淳/日刊ゲンダイ

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  4. 4

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  5. 5

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  1. 6

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  2. 7

    DeNA藤浪晋太郎がマウンド外で大炎上!中日関係者が激怒した“意固地”は筋金入り

  3. 8

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます

  4. 9

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  5. 10

    吉村府知事肝いり「副首都構想」に陰り…大阪万博“帰宅困難問題”への場当たり対応で露呈した大甘な危機管理