著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

自分が楽しめることだから渡辺直美は「笑い」を最優先する

公開日: 更新日:

「日本のレジェンドコメディアンとのコント収録があるから行けない」(渡辺直美/(フジテレビ「華丸大吉&千鳥のテッパンいただきます!」8月11日放送)

 いまや大げさではなく、世界を股にかけた活躍をしている渡辺直美(32)。だが、当初は「笑っていいとも!」や「ピカルの定理」(ともにフジテレビ)といったレギュラー出演していた番組が相次いで終了。そのタイミングでアメリカ留学へ行きたいと申し出るも、所属事務所である吉本興業に反対された。社員からは「帰ってきたら仕事がないと思え」と言われ、単独ライブをやりたいと申し出れば「は? 勝手なことをするヤツに金は出さん」と言われた。そこで自腹でワールドツアーを開催し、成功させると「さすが直美さん、成功すると思ってましたよぉ~」と手のひらを返されたという。

 そんな彼女の元にある日、ウィル・スミスの息子で人気ラッパーのジェイデン・スミスから、MV出演のオファーが届いた。けれど、これは実現しなかった。また、勝手に吉本が断ってしまったと思われがちだが、これは彼女自身の意思だった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  3. 8

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  4. 9

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  5. 10

    中山美穂さんが「愛し愛された」理由…和田アキ子、田原俊彦、芸能リポーターら数々証言