嵐の花道は? ライブ配信とFC存続を目論むジャニーズ商法

公開日: 更新日:

 人気タレントの退所が相次ぐジャニーズ事務所で、稼ぎ頭「嵐」の動向に注目が集まっている。

 今年いっぱいで活動休止に入るが、新国立競技場でのコンサートなど、新型コロナウイルス蔓延の影響で延期や中止が相次いでいる。そこで秋以降の巻き返しを狙っていたが、さらなる感染拡大でメドが立たなくなった今、オンラインでのコンサートのライブ配信を検討しているという。

「メンバー5人には、ファンに自分たちの口で感謝を伝えたい気持ちが強いうえ、オンラインコンサートで配信すれば、ファン全員が見ることができる。抽選に漏れ、悲しい思いをするファンがいなくなるし、いいのではないかというのですが」と、スポーツ紙芸能デスクは言う。

 嵐のFC(ファンクラブ)は会員数が約300万人とも言われ、コアなファンになるとコンサートのチケット欲しさに両親や兄弟の名前でも加入し、ひとりで何口も会員番号を持っていたりするのだという。

「ライブ配信でやれば、コアであれどうであれ、FC未加入のファンからも『取りっぱぐれ』なく稼ぐことができる。オンラインでも通常コンサートと同等かそれ以上の売り上げを見込んでいるのではないか」という見方も業界からは上がっている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド