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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

中森明菜が消えて3年 誰もが「もったいない」と口を揃えた

公開日: 更新日:

 一時、中森明菜の個人マネジャーをしていた元六本木の黒服・E氏の話を改めて紹介する。

「恋人ではありませんよ」と否定しながらも、明菜との公私にわたる話は壮絶な一面もあった。

「仕事に夢中になっているときは神が降りてきたように力を出す素晴らしい歌手でした。半面、何か気に入らないことがあるとキレ方が半端じゃなかった。モノは投げるし、海外のホテルの部屋の調度品を壊したこともあります。その日の機嫌次第の面があったとはいえ、うまく操縦するのがマネジャーの仕事。私みたいな素人ができることではありませんでした。今はいい思い出です」

 中ぶらりん状態になった明菜に再び手を差し伸べた人物がいた。大阪から来たK氏。芸能界に精通した謎めいた人だった。

 芸能界には昔から「フィクサー」的な人がいた。長野の山に住んでいたA氏は上京すると大手芸能プロ幹部らと会い、相談ごとに乗ったりアドバイスを送ったりするだけで、誰もが一目を置く存在だった。何度となく会食したが、常におしゃれなスーツ。腕にはダイヤをちりばめたウン千万するような時計。「これじゃ、針も見えないし時間がわかりませんね」と聞くと、「こんなものはアクセサリーや。時間は人に聞けば教えてくれる」と返すユーモアのある人だった。

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