岩佐真悠子の引退で「明日はわが身」売れない役者のリアル

公開日: 更新日:

 コロナ禍はエンタメ界を直撃。女優でタレントの岩佐真悠子(33)が10月1日、自身のインスタグラムで芸能界引退を報告した。9月30日付で所属事務所を退社したという。

 岩佐は〈今後の事なども色々考え〉て引退を決意し、今後は〈以前から興味のあった介護の仕事に携わりたい〉などとつづっていたが、「明日はわが身……」というため息が広がっている。

 約2600人の俳優が加入している「日本俳優連合」(理事長・西田敏行)が8月31日から9月8日に実施した実態調査アンケート(中間発表)によると、「9月以降の収入は、どのぐらいになりそうか?」という質問に、24・3%が「50%以下」、19・5%が「75%以下」と回答。「無収入」も15・7%だった。

「番組制作費は20%カット、30%カットと、どんどん削られています。たとえば情報番組でも“再現ドラマ”の数が減らされている。ドラマの撮影もようやく再開し始めましたが、コスト削減と“密”を避けるために、ちょっとした脇役やエキストラを使わなくなっています。まさにそういうところで食いつないできた“売れない役者”の生活を直撃していますね」(テレビ制作会社関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー