「赤い公園」津野米咲さんが29歳で急死 SMAPにも楽曲提供
女性4人組ロックバンド「赤い公園」のギタリスト津野米咲(つの・まいさ)さんが亡くなったことが19日までに明らかになった。29歳だった。18日午前9時ごろ、東京・杉並区の住宅から都内の病院に搬送され、死亡が確認されたという。警視庁は自殺とみて詳しい状況を調べている。
「赤い公園」は高校の軽音学部の仲間で結成され、2012年2月にメジャーデビュー。14年にセカンドアルバム「猛烈リトミック」がレコード大賞の「優秀アルバム賞」を受賞した。
津野さんはバンドでギターや作詞・作曲を担当する一方、SMAP50枚目のシングル「Joy‼」や、YUKIが19年にリリースしたアルバム「forme」に収録されている「風来坊」、「モーニング娘。」にも楽曲を提供している。
今年6月にはKANA-BOONの谷口鮪(30)とユニット「wasabi」を結成し、優しい風合いの楽曲「sweet seep sleep」を発表。今年11月25日には赤い公園のニューシングル「オレンジ/pray」が発売予定で、コロナ禍でも精力的に活動していた。