「終戦近づいている」とウクライナ終戦におわすロシア・プーチン大統領の“本気度”

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 ロシアのプーチン大統領の“におわせ”が疑心暗鬼を広げている。対独戦勝記念日の式典終了後に行われた9日の会見で、ウクライナ侵攻について「終結が近づいていると思う」と発言。ペスコフ大統領報道官も「確かに近づいている」とフォローするものの、対独戦勝記念日に合わせて米国のトランプ大統領が仲介した停戦はグダグダ。ウクライナのゼレンスキー大統領は「ロシアには戦争を終わらせる意思がない」と非難し、警戒を強めている。

「平和の構築者」を気取りながら対イラン軍事作戦を仕掛け、手詰まりに陥っているトランプ大統領はロシアとウクライナを仲介し、11日までの3日間の停戦を合意させた。しかし、両国とも停戦違反があったと主張。これまでと同様、非難の応酬となる展開となった。

 にもかかわらず、プーチン大統領は「終戦近し」と言い出し、ゼレンスキー大統領との首脳会談に応じる姿勢も見せている。一体どういう腹積もりなのか。筑波大名誉教授の中村逸郎氏(ロシア政治)は「ウクライナ戦争でロシアが勝利することはない。プーチン氏はそれを認めざるを得なくなったということです」と指摘し、こう続ける。

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