著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

8カ月で復帰したビートたけしと徳井義実の“決定的な違い”

公開日: 更新日:

 昨年10月に税務問題が発覚し、活動自粛していたチュートリアル徳井義実(45)が、今月半ばに放送されたレギュラー番組に復帰した。

 すでに今年2月に活動は再開していたが、3月のラジオ復帰ならまだしも、地上波のテレビ番組のハードルは高いと感じたものだ。実際、1年間もかかってしまった。

 ところが、復帰させた局の幹部のコメントを聞いていると、「厳しいなあ」と考えさせられることになった。「視聴者の反応は想像通り、賛否が分かれている」とした上で、その局の残りのレギュラー番組2本については「それぞれどのタイミングがいいのか、議論を重ねて検討したい。まだ結論は出ていない」という言い方をした。

 視聴者の意見が分かれるのは当然。肯定派は、追徴課税も支払って反省もしたし、今は税理士に管理してもらっているのだから「戻してもいいだろう」と考える。否定派は、国民は義務である納税を苦しい中でも果たしており、「許せない」という声になる。徳井がいつどのタイミングで復帰しても両者のこの反応に変化はないだろう。

 4年前に不倫問題で数多くのレギュラーを外された女性タレントは、いまだに地上波レギュラーに復帰できていない。他の出演者でやっても視聴率に変化はなく、要はいなくても問題はないとされてしまった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」