チュート徳井は芸能界追放か 増税直後の庶民感情を逆なで

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 お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実(44)が東京国税局から7年間で計約1億2000万円の申告漏れを指摘されていた問題が大騒動になっている。

 会見した徳井は「僕の想像を絶するだらしなさ、ルーズさ」などとし、意図的なものではないと暗に主張、重加算税など約3700万円の追徴税額を納め、修正申告も済ませたという。同じ芸能界からも、テレビなどで「擁護のしようがない」(立川志らく)と批判が相次ぎ、同じ吉本の加藤浩次(50)は「ルーズで済む話じゃない。税金を払わないというのは」と言い切った。

 それだけじゃない。徳井は数年前、今回指摘の件とは別に、東京国税局から無申告を指摘されていたという続報も。2015年3月期までの4年間で約2000万円の所得隠し、18年までの3年間で約1億1800万円の申告漏れを指摘されていたというのだ。

■各局はスポンサーの顔色を…

 折しも世の中は消費税が10%に上がったタイミング。徳井の行為はテレビでお笑いを楽しむ庶民感情を逆なでし、番組スポンサーを裏切る所業と言わざるを得ない。

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