著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

マツコはフワちゃんリスペクト?“サシ”トークの意外な展開

公開日: 更新日:

 9月に突如「ホンマでっか!?TV」を辞めたマツコ・デラックス。通常、レギュラーを卒業する際には花束を渡したり別れの挨拶をしたりとそれなりの別れの儀式があるもの。なのに、マツコが最後に出演した同16日の放送で「マツコ・デラックスさんは今日の放送で『ホンマでっか!?TV』を卒業します。約10年間ありがとうございました」というテロップが流れたのみだった。番組開始から10年間もレギュラー出演していたにしてはあっさりした幕切れで、勘繰るマスコミの中には、すわっ、引退か! などと報じたところも。

 以来、マツコの言動に注目しているが、昨今のマツコは人気者で居続けることの恍惚と不安の間で揺れ動くお年頃らしい。特にテレビに対する不満や怒りをやみくもにぶつけたかと思えば、テレビの未来を憂う発言も。

 例えば、7日の「マツコ会議」(日本テレビ系)ではYouTube芸人フワちゃんとサシでトークするものだった。新旧人気モノの対面にどうなるかと思ったが、意外や意外、マツコはフワちゃんを認めているようで、自宅からリモート出演のフワちゃんがおへそのドアップを見せたり、しゃべりながらピザを食べるなど、失礼なフワちゃんの態度にも怒るどころか「照れ隠しなのか?」と。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    国分太一との協議内容を“週刊誌にリーク”と言及…日本テレビ社長会見の波紋と、噴出した疑問の声

  5. 5

    衆院定数削減「1割」で自維合意のデタラメ…支持率“独り負け”で焦る維新は政局ごっこに躍起

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  5. 10

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較