著者のコラム一覧
高倉文紀女優・男優評論家

札幌市生まれ。女優・男優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がけるほか、テレビ番組や週刊誌などにコメントを提供。インタビューしたことがある現役の女優は300人以上を数える。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

“アマ出身”吉岡里帆は多彩な特技持つストイックな叩き上げ

公開日: 更新日:

 吉岡里帆がヒロインを演じる11月20日公開の映画「泣く子はいねぇが」は、新鋭・佐藤快磨監督の長編デビュー作。

 監督の故郷・秋田が舞台で、地元の伝統文化「ナマハゲ」を通じて父親としての責任と人としての道徳を見いだす主人公を仲野太賀が演じ、その妻役で吉岡が出演している。

 1993年1月15日生まれ、京都府出身。学生時代は地元で小劇場の演劇や自主映画にアマチュアの女優として出演していたが、大学在学中に本格的な女優を目指し、現所属事務所の系列の俳優養成所に入所。

「京都から夜行バスで東京に来て、宿泊費を浮かせるためにマンガ喫茶に泊まったりしながら、養成所に3年間通っていた」(「月刊Audition」2016年10月号)という。

 その後、2016年にNHK朝ドラ「あさが来た」に出演して脚光を浴びる。2018年には「きみが心に棲みついた」(TBS系)で連ドラ初主演を果たした。10代にデビューする女優が多い中にあって、彼女は20代になってから躍進を見せた、叩き上げの女優だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  3. 3

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 4

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  5. 5

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  1. 6

    「台湾有事」発言から1カ月、中国軍機が空自機にレーダー照射…高市首相の“場当たり”に外交・防衛官僚が苦悶

  2. 7

    高市首相の台湾有事発言は意図的だった? 元経産官僚が1年以上前に指摘「恐ろしい予言」がSNSで話題

  3. 8

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  4. 9

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  5. 10

    高市政権の「極右化」止まらず…維新が参政党に急接近、さらなる右旋回の“ブースト役”に