黒木瞳“監督”に映画界から三下り半「十二単衣…」が大コケ

公開日: 更新日:

 映画界から三くだり半を突き付けられたと評判になっているのが女優、いや監督の黒木瞳(60)だ。

 先月6日、黒木がメガホンを取った長編映画「十二単衣を着た悪魔」が公開されたものの見事に大コケを記録してしまった。ちなみに同作品は、ひき逃げ事件で世間を騒がせた俳優・伊藤健太郎(23)の主演作。予定通り公開され、実に皮肉な形で世間の注目を集めていたのだが……。

「いざ始まってみれば公開初週の週末興行ランキングではトップ10圏外。このままだと興収は5000万にも達しない。製作費の元も取れず大赤字ですよ。当初は、不謹慎な言い方ですが、伊藤逮捕のPR効果でかなりの集客が見込めると関係者は小躍りしていたんですが、見事に予想が外れました」(映画プロデューサー)

 さらに同映画が“爆死”したのは、別の理由もあるようだ。

「フリーターの青年が雷に打たれ源氏物語の世界にタイムスリップするという物語ですが、とにかくつまらない。映画タイトルも『プラダを着た悪魔』のパクリです。黒木監督の関係者は『伊藤の逮捕があだになった』とか『コロナ禍だからヒットしない』などと言っているようだが、それは関係ないでしょう。面白ければヒットするのが映画です」(製作関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾